1,2年生から始めればこんなに差がつく! 就活必勝セミナー

第2回 「自分の価値」を高める方法って?

実際に仕事をする上で、重視されるものは、能力、知識、経験の3つ。ここでは君たち学生が現時点でこれらの要素にどう取り組めば良いかをあわせて語っていこう。

 

●「能力」とは、ビジネススキル(実行力、企画力、計画性、営業力、理解力、表現力、指導力、協調性・チームワーク、管理能力など)、語学能力などがある。君の今まで培ってきた人間力+語学力などの能力だ。よく言われるコミュニケーション能力なども含まれる。語学は時間のある大学生の時期だからこそ、集中して学べるし、ビジネススキルにつながる人間としての基礎力、社会人としての基礎力についても、大学生の間に高める努力はできそうだ。世の中の常識などもしっかり身につけておきたい。

 

●「知識」とは、仕事に必要な専門的な知識やノウハウのこと。これについては、もちろん大学で学んだことがダイレクトに仕事に反映されればいいが、日本企業の多くは今までそれには期待してこなかった。つまり仕事の教育は「会社に入ってから」というスタンスだったのだ。今後、専門知識の有無の扱いに関しては、企業の考え方がどのように変化していくか推移をチェックする必要はあるが、専門性の極度に高い理科系(特に大学院卒)を除き、大学生の君たちがさしあたってすぐにできることはそう多くないだろう。とはいえ、文系でも専攻の分野をしっかり学び、それを社会に出てから役立てようという意志は持っていた方がいいだろう。

 

●そして最後の「経験」は、平たく言えば、その人が「何をしてきて、何ができて、どんな実績があるのか」……ということ。これならば、君たち大学生にも自分で意識して少しはできることがありそうだ。

 

では、大学生の君たちがどうしたら自分の価値を高められるのだろうか? 価値を高めるためにどんな行動をすればいいだろうか?

そのポイントは上記の3つの項目を念頭に置いて「どんな小さなことでもいいから、実践してみて経験を積むこと」だ。それは何も突飛な経験である必要はない。留学でも研修でも、アルバイトでも部活でも何でもいい。それを中途半端でなく、とことんやること。そうすれば、上述した3つの要素を高めることのできる機会に多く出会えるはずだ。とにかく徹底してトライし、問題に直面し、そこから何かに気づき、何かを学んで将来の糧としてほしい。何かに取り組んで、それを自らの糧にしようとする姿勢がとにかく大切だ。そうすれば、君の中に「挑戦→問題・課題→気づき・学び→課題への挑戦」という、よくビジネスの世界で言われる「PDCA」サイクルが習慣化されるはずだ(検索して調べてみてほしい)。

 

 

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