業界研究  建設・住宅・不動産

地図や記憶に残る「大きな仕事」を手がける

業界の特徴

建設業界は、道路・空港・ダムといった社会インフラから商業施設に至るまで、あらゆる建造物をつくり出す。顧客の注文を受けてから生産をスタートする典型的な受注産業で、企業から官公庁まで、あらゆる団体・個人が顧客になりうる点が特徴。土木・建設工事の計画から施工管理までを一手に請け負う総合建設会社は「ゼネコン」(ゼネラルコンストラクターを由来とする和製英語)と称され、そのうち単独売上高1兆円規模の企業は「スーパーゼネコン」と呼ばれる。日本の建設業界ではスーパーゼネコンを頂点に、それを大手・中堅ゼネコン、中小設備メーカーなどが支えるピラミッド構造となっている。

 

住宅業界は住宅の設計・施工・販売・リフォームを手掛ける。住宅建設会社には、全国規模で事業を展開する「ハウスメーカー」、小型建売住宅を低価格で販売する地域密着型の「パワービルダー」、下請けや施工を専門とする地域密着型の「工務店」などがあるが、近年はハウスメーカーのように設計・施工まで請け負う工務店や全国展開に乗り出す工務店も増えている。

 

不動産業界は、土地や建物の提供・流通・管理を行う。不動産業の範囲は幅広く、土地を取得・造成して住宅やオフィスビルなどの大規模な開発・販売を手掛ける「分譲業(デベロッパー)」、オフィスや住宅などの賃貸を行う「賃貸業」、土地や建物の売買、賃貸業の代理・仲介などを行う「仲介業」、分譲マンションなどの設備を管理する「管理業」の4つに大別される。

 

 


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