業界研究  医薬品・化粧品・トイレタリー

毎日の「健康」「便利」「キレイ」を支える

業界の特徴

医薬品業界

医薬品を開発・製造し、医療品卸業者を通して病院や薬局などに販売するのが医薬品メーカーの仕事。

医薬品は医師の処方箋が必要な「医療用医薬品」と、ドラッグストアや薬局、コンビニなどで処方箋なしで売られる「一般用医薬品(大衆薬)」に大別される。医療用医薬品の需要は高齢者人口の増加とともに年々高まり、国内医薬品売上高のおよそ9割を占めている(厚生労働省「平成23年度薬事工業生産動態統計調査」より)。

医薬品メーカーにとって最大の収益源となるのは、革新的な新薬(先発医薬品)の開発だ。しかし、1つの新薬を市場に出すまでには数百億円もの莫大な費用と10年を超える長い研究開発期間が必要で、売上高に対する研究開発費の比率は製造業の中でも際立って高い。日本は米英に次いで世界3位の開発力を誇っているが、経営規模で勝る欧米の巨大医薬品メーカー(メガファーマ)との競争に打ち勝つのは容易ではない。

 

化粧品・トイレタリー業界

化粧品・トイレタリーメーカーは、化粧品や石けん、シャンプー、洗剤、紙おむつ、歯磨きなどの生活用品を製造し、百貨店やドラッグストアなどに販売している。商社などを通じて海外輸出も盛んに行われており、特にアジアにおける日本の化粧品の人気は根強い。

化粧品やトイレタリー用品はいずれも日用品であるため景気の影響を受けにくく、収益の安定した業界とされている。ブランドイメージが売上を大きく左右するため、巨額の広告宣伝費をかけているのも、この業界の特徴だ。

 

 


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