業界研究  生命保険・損害保険

病気、事故、災害……「もしも」の時のリスクを補う

業界キーワード

銀行窓販

銀行の窓口で保険や投資信託など銀行以外が取り扱う金融商品を販売すること。保険販売については、2001年以降、段階的に解禁されてきたが、2007年、生命保険と損害保険のあらゆる商品の取り扱いが可能になった。さらに、2012年には銀行側に課せられていた「弊害防止措置」(窓販を行う際に守るべき規制)の一部が緩和され、一層の自由化が図られている。

 

相互会社

保険会社だけに認められている、相互扶助の理念に基づいた会社形態。営利を目的とし、株主にも利益が配当される株式会社とは異なり、相互会社には株主はおらず、保険の契約者を社員の一員とみなして利益の多くを還元している。契約者へのメリットが大きいという利点がある反面、大規模な資金調達が難しく、相互会社同士の合併しか認められていないため、M&A(買収・合併)がしにくいといったデメリットがある。

 

ソルベンシーマージン比率

保険会社の健全性を測る指標。大災害や景気低迷など通常の予測を超える事態が起こった場合、保険会社が契約者に保険金を支払う能力がどれくらいあるかを示す数値。数値が高いほど経営状態が健全とされ、200%を下回ると金融庁による早期是正処置の対象となる。従来の算出基準をより厳格化・精緻化した新基準が 2012年3月に本格導入された。支払能力比率、支払余力比率とも呼ばれる。

 

 


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