業界勢力図  運輸

空運 ~ ANA、JALは好調も、傘下のLCC定着が課題

空運業界売上高ランキング&対前期比

1 ANAHD 1兆4,835億円 やや増加

2 日本航空(JAL) 1兆2,388億円 横ばい

3 スカイマーク 859億円 やや増加

4 AIR DO(北海道国際航空) 452億円 横ばい

5 スカイネットアジア航空 306億円 横ばい

(数字は2012年度の実績。有価証券報告書に基づき作成)

 

主要企業の最新動向&トピックス

1位 ANAホールディングス

2013年に持株会社制へ移行し、全日本空輸から社名変更。国際航空連合「スターアライアンス」のメンバー。傘下にエアージャパン、ANAウィングスなどがある。2011年度に国内のライバルJALを抜いて初の首位を獲得し、2012年度には過去最高益を更新。2011年に最新鋭機ボーイング787を世界に先駆けて導入。2013年にはガルーダ・インドネシア航空と提携を結び、路線網の拡大を図っている。2012年、香港の投資会社との共同出資で「ピーチ・アビエーション」を、マレーシアのLCC大手エアアジアと合弁で「エアアジア・ジャパン」を設立し、格安航空会社(LCC)に参入。エアアジア・ジャパンは業績不振のため、2013年6月にANAがエアアジアとの合弁を解消して同社を完全子会社化し、「バニラ・エア」へと社名を変更、機体も一新して12月より再出発を図っている。

 

2位 日本航空(JAL)

国際航空連合「ワンワールド」所属。2010年1月、経営不振・債務超過を理由に会社更生法を申請。その後は企業再生支援機構の支援のもと、不採算路線の廃止や人員削減などで再建を図り、2011年3月に会社更生手続きを完了。同年度には過去最高益を達成し、2012年9月に株式再上場を果たした。欧米と東南アジアの中長距離路線に経営資源を集中させ、2012年にボーイング787を投入。同年にはオーストラリアの航空大手カンタスグループなどと共同でLCC「ジェットスター・ジャパン」を設立したが、同車が2013年6月期決算で88億円強の最終赤字を計上。同年11月に110億円の資本増強を行っている。

 

3位 スカイマーク

羽田航空を拠点とする新規参入航空会社。2006年にスカイマークエアラインズから社名変更。収益性の高い国内線でLCCのビジネスモデルを実践し、大手の半額並みの運賃を実現。ボーイング社の新機種である737-800型機の積極的な投入で業績を拡大中。2014年度をめどに欧州エアバスの最新超大型旅客機A380を導入し、長距離国際線への参入を計画。成田空港だけでなく、関西国際空港や中部国際空港などの利用も視野に入れている。

 

4位 AIR DO

札幌拠点の新規参入航空会社。2012年10月に北海道国際航空から社名変更。旧社名に「国際航空」とあるが、2012年時点で運行しているのは東京~北海道間の国内線のみで、国際線の就航実績はない。経営不振により2002年からANAの再生支援を受けていたが、2005年に再建を完了した。2015年度下期以降にボーイング737型の最新型機を2機程度導入し、新千歳空港発着の国内線を新設する計画を立てている。

 

5位 スカイネットアジア航空

宮崎に本社を置く新規参入LCC。大手に比べ格安な運賃が売り。2004年より産業再生機構の支援を受け、ANAとの業務提携により経営再建を行っていたが、2007年に支援終了となった。新型機ボーイング737-800の導入に合わせ、2011年7月より「ソラシド エア」のブランド名で運航。2012年には初のチャーター便の就航を開始している。

 

▶次ページでは海運業界を紹介。業界全体の動向については業界研究をチェック!

 


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