業界研究　　外食

多様化する「食」へのニーズに応える

●フードコート

複数の飲食店が集合し、客席を共用しているセルフサービス形式の飲食スペース。主に大規模商業施設などに設置されている。路面店に比べて低投資で開業することができ、集客も見込めるため、外食チェーンが出店攻勢をかけている。

●セントラルキッチン

製造工場で食材の第一次加工を行い、各食堂に配送する仕組み。外食チェーンや給食サービスを請け負う企業が、自店・自社の味の均一化や調理作業の効率化、コスト削減を目的に国内外で導入している。

●QSC

クオリティ（品質）、サービス、クレンリネス（清潔）の略。小売業や飲食業の店舗運営で最も重要とされる3要素。顧客の支持を得るため、外食各社が徹底に努めている。

●アイドルタイム

ランチタイムとディナータイムの間の客数の少ない時間帯。この時間帯の集客増を狙い、各社が軽食やスイーツなど業態に合ったメニューの拡充を図っている。