エントリーシートのポイントと出題トレンド

忘れてはならないこと━━採用担当者には時間がない!

一説によると、就活ナビサイトからB to C企業への就活生のエントリー平均数は、上場企業で3~4万と言われている。ESのチェックは、人事部の採用担当者(多くの場合、新卒採用のチームは4人前後)が手分けをして行う。見落としや見解の違いもあるため、最低でも2名の担当者が1枚のESをチェックしているという。通常業務もこなさなければならないので、彼らがESチェックにかけられるのは1週間(5営業日)程度と考えると、各担当者は毎日400ものESに目を通すことになる。これを就業時間内に行うとすると、1時間にチェックしなければならないESの数は50にものぼる……。

 

これは少し極端としても、長い時間をかけてしっかりとESを見てもらえると思うのは間違いであることが理解できる。このような忙しい採用担当者の目に留まるESを作成するためには、以下のことを意識したい。

 

採用担当者の視点に立ったESづくり

採用担当者はうんざりするほど多くのESを見ている。その中で、いい意味で目に留めてもらうには、採用担当者の視点に立って、「自分がES確認するとしたら、どんなESを通すか」を考えよう。ベースは「この学生は興味深いので会ってみたい」と思ってもらうこと。そのためには「要点がわかりやすくまとめられていて好感が持てる」「しっかりした数値で経験を表している。この子はできそう」「いい経験を積んでいるようだから、話を聞いてみよう」……などと思ってもらうのが大切。以下の4つのポイントを守るだけでも、印象はかなりアップするはずだ。

 

「です、ます」調の簡潔な短い文章で読みやすく

作成したキーワードの強調(太さ、下線、色など。許された範囲で)

箇条書き(はじめに結論ありき。その後、理由を述べるといった書き方を)

具体的にイメージできるエピソードとそれを客観的に評価する数値を盛り込む

 

 


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